歯石取りはやったほうがいいですか？【歯周病の治療】
皆さんこんにちは。
長崎市東長崎の歯科・歯医者「とどデンタルクリニック」です。
毎日お手入れをしているのに、気づくと歯についている白いかたまり……
歯ブラシでゴシゴシしてもとれないからと、そのままにしていませんか？
白いかたまりである歯石は、放っておくと歯周病の原因になることも。
お口の健康のためにも、歯石取りは受けたほうがいいのです。
毎日ていねいに歯を磨いても、歯の表面や歯と歯の間、また歯と歯ぐきの境目など、歯ブラシが届きにくい部分には、食べカスや汚れが残ります。
残った食べカスや汚れは、やがてプラークと呼ばれる白いネバネバした歯垢となり、歯にこびりつきます。
毎日のお手入れで取り除けなかった歯垢は、唾液の中のカルシウムやリンと結びついてかたまりになり、頑固な歯石となっていくのです。
プラーク1mgのなかに存在している細菌は、およそ300種類、1億個ともいわれています。
そのなかにある歯周病の原因となる菌が、ざらざらとした歯石の表面で増殖するため、歯周病を引き起こす可能性が高くなるのです。
特に歯周病は自覚症状がないまま進行し、放っておくと歯を支えている骨を溶かすことも。
最終的に歯を失うことにもなりかねませんから、定期的に歯石を取り、お口のなかを清潔に保つようにしましょう。
硬い歯石は、専用の器具を使う歯科でのクリーニングで、きれいに取り除きましょう。
「歯科のクリーニングって痛くないの？」と思われるかもしれませんが、取り除くのは、歯にこびりついた歯石だけ。
歯ぐきが健康なら痛みはほとんど感じませんから、できるだけ早い受診をおすすめします。
また、歯垢や歯石は食事をくり返すうちについてしまうものですから、定期的にクリーニングに通い、歯垢や歯石をためないようにしましょう。
とどデンタルクリニックでは、お口の健康を維持するための予防を重視しています。
治療だけでなく、定期的な検診やクリーニングなどについても、お気軽にご相談ください。